入社の動機

「もし転んだら、どう思いますか?」。答えは「“ツイてる!”」

「もし転んだら、どう思いますか?」。答えは「“ツイてる!”」

食べることがすごく好きで、大学でも食品について学んでいました。応用生物学部といって、食料品に表示されている成分などを分析する学部です。食品の中でもお菓子には特別な思い入れがあって、記憶を辿れば幼年期まで遡ります。小学生の頃にはもう母とお料理教室に通って、お菓子を焼いていました。お家でクッキーを焼いてお友達にあげると「美味しい!」って食べてもらえる。それが嬉しくて、いつもお友達のためにお菓子を焼いていましたね。
就職活動でももちろん食品分野に絞って会社を探しました。説明会や店舗見学にもたくさん行って、社員の方の人柄や会社の雰囲気が自分にあう会社を探していました。そんな中、シュクレイの説明会に行ったんです。衝撃でした。「もし転んだら、どう思いますか?」って。こんな質問は説明会では初めて。私だったら「最悪だぁー!今日一日、嫌な日だな」って考えると思いました。そうしたら「シュクレイでは“ツイてる!”と考えます。命が助かって今日は“ツイてる!”」と。何て前向きな会社なんだ!と驚きました。もしこの会社に入社できたら、マイナス思考の自分をプラス思考に変えられる。この人たちといっしょに働きたい。そう思ってシュクレイに決めました。

出来事

旅立ち:「おっかさん、ありがとう。私行ってくる」

旅立ち:「おっかさん、ありがとう。私行ってくる」

入社後、最初の配属は築地ちとせ本店。和菓子屋さんです。学生時代のアルバイトは洋菓子ばかりだったので、さっそく「“ツイてる!”」って思いました(笑)。アルバイト時代にやった“包装”も活かせましたし。そしてその後、羽田空港のフードプラザ築地ちとせ、現在いる羽田空港の東京ミルクチーズ工場に異動しました。
この2回目の異動の時が思い出深いですね。ちょうど夏の繁忙期で東京ミルクチーズ工場のお店は出発ロビーに面しているということもあって、とにかく忙しい。お客様の数も圧倒的に多いし、出発前に駆け込みでお土産を買われる方も多いんです。対して同じ羽田空港でも築地ちとせのあるフードプラザは落ち着いた雰囲気で、お客様も比較的時間に余裕のある方が多かった。このギャップについていけなかったんです。みんな目の前の接客で余裕はないし、私は頭が真っ白になって何も考えられない。へこみました。そんな時にフードプラザ築地ちとせの店長、副店長だった碇さん、田中さんが「フードをいつでも“実家”だと思って遊びに来て」って声を掛けてくれていたんです。シュクレイって、そういう会社です。だから辛い時期も乗り越えられた。逆にフードにいた頃は碇さん、田中さんの包容力にあまえていたんだなとも思いました。「おっかさん、ありがとう。私行ってくる」ってもう時代劇のようです。そのようにフードプラザを旅立ち、私の成長が始まりました。

成長:支えてくれるみんなへの感謝がすべてです

命名“柔らか接客”。それは人から人へと伝わっていく

「楽しく取り組む」。それからは私たちの経営バイブル“こづち”にも登場するこの言葉どおり、只々楽しく取り組むことに集中しました。商品の補充や在庫管理、お土産袋を折りたたんでストックしておく…etc. 接客はもちろん、裏方の仕事も楽しく率先して行う。そうして異動から1年半後、店長に任命されました。
でも売上は目標値になかなか届かない。そんな中、副店長の三浦さんがひとつの提案をしてくれたんです。これまで3種類の味のクッキーをひとりのスタッフが3種類とも同じお客様に試食出ししていました。それを、外で1種類を試食出しし、ショーウィンドーのレジ中のスタッフがまた別の味をお出しするようにしたんです。この2段構えの「超試食販売」で見事、目標達成を実現することができました。しかも、対前年比で評価される「部長賞」までいただいたんです。
嬉しかった。目標達成や部長賞ももちろん嬉しかったですが、副店長の三浦さんをはじめ、スタッフのみんなが「協力します」「こういうのやってみませんか」って言ってくれることが何よりも。自分の成長なんて、あまり実感はありません。支えてくれるみんなへの感謝がすべてですね。

ルーツ

みんなが楽しめるように。誰かの喜ぶ顔がモチベーション

中学、高校、大学、そして現在もテニスをしています。中学時代の軟式テニス部では部長を務めましたが、厳しい練習を部員に強いるようなタイプではなかったので色々と悩みました。高校に入学する時にはテニスが嫌いになってしまっていた。でも高校には全国大会にも出場するような強い「軟式テニス部」と、強豪とはとても言えない「硬式テニス部」があって、私は「硬式テニス部」に入部したんです。「もう一度、楽しくテニスをしてみたい」。そんな思いがありました。
高校でも部長を務め、初心者で入部した人も打てるようになるように、スポンジボールを使った練習メニューなど、色々と練習メニューを工夫して考えました。中学時代の私みたいにテニスが嫌いにならないように「みんなが楽しく取り組める」テニス部にしたかったんです。
初心者で入部した人が打てるようになって喜んでいる。その顔をみて私も喜ぶ。中学時代に実現できなかった環境を高校で実現することができました。
大学に入ってからも“みんなが楽しめる”テニスサークルをみんなでつくっていきました。部長、副部長、宴会部長、そして技術部長。技術部長というのは初心者でも打てる練習メニュー作成とコーチを務める役割ですね。みんなが楽しめるように。誰かの喜ぶ顔がモチベーション。それは今も変わっていません。

みんなが楽しめるように。誰かの喜ぶ顔がモチベーション

私の仕事自慢

羽田空港館内の
ディスプレイコンテストで
高評価をいただきました!

接客の仕方や試食出し、スタッフみんなで話し合って販売戦略を練るのも、やっぱり「楽しんで」やっています!そのひとつにディスプレイがあります。クリスマスやバレンタインなど、イベントごとにお客様の目を惹き、お店を盛り上げるのがディスプレイ。実はこのディスプレイを競うコンテストが羽田空港館内で行われています。そこで私たち羽田空港第 2 旅客ターミナル店は高評価をいただきました。これも「楽しく取り組む」の成果です!

カジュアルでカワイイ制服に身を包み自分たちで立てた企画でキャンペーンを打つ!

◆羽田空港限定の「星空ケーキ」も絶賛発売中!!
羽田空港限定の「星空ケーキ」はベルギー産チョコレートを使ったガナッシュ層と北海道産クリームを使ったブリュレ層の2層のハーモニー。星空を模した金粉がリッチですね!

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